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Jack Rabbit Slim's BLOG!

素晴らしい本と映画との出会い

素晴らしい本、映画、音楽、・・・ってどんなんだろうと思う。

世の中の多くの人達が素晴らしいと絶賛するもの?雑誌やなんかで高い評価を受けているもの?確かにそれも大いにあると思う。普遍的なというか。
でも僕が思うのは、例えそれがそんなに有名じゃなくても、人がそれほど評価していなくても、その時々の自分の心情、置かれている状況、立場なんかによって、自分の心が欲している何かを満たしてくれるものじゃないかなぁと思う。
昔あんなに好きで読んでいた本、聴いていた音楽、観ていた映画が、今の自分が読んだり、観たり、聴いたりしてもさほど・・ということがよくあります。良いことは良いんだけど、以前受けたほどの衝撃がないというか・・・。
年齢を重ねれば重ねるほど頭をガツンと殴られるような衝撃を受けることが少なくなってくるような気がします。感性が鈍ってくるんだろうか??
でも僕の経験上、それって探して見つかるものじゃなくて、ある日突然やってくるものじゃないかなぁと思います。ガツンと衝撃を受ける何かに出会ったとき、とてもうれしくなります。そしてどんどんその中にはまり込んで行きたいと思ってしまいます。その本なり、映画なり、音楽なりのバックボーンをもっともっと知りたくなります。それってすごく楽しいと思いませんか??

この連休中にたまたま古本屋で出会った本。
「調理場という戦場」 斎須雅雄 著
「強く生きる言葉」 岡本太郎 著

斎須雅雄という人は僕は知りませんでした。「コート・ドール」というフランス料理店のオーナーシェフだそうです。岡本太郎はみなさんご存知の「芸術は爆発だ!」の人。
2冊ともストレートに心に突き刺さりました。二人とも作家ではないので、表現がとてもシンプル。でも各分野で頂点を極めた人達の言葉には説得力と重みがあります。
いつか「コート・ドール」というお店でこの人の料理が食べてみたい!という目標ができました。
僕なんかまだまだ。明日からもっともっと頑張ろうと思いました。

連休中に観た映画。
「ニューシネマパラダイス」
もちろん知っていたけど、観たことがなかった。舞台はイタリアのシチリア。ストーリももちろん良かったけど、舞台となっている村の風景がとても素敵でした。あと音楽も。作品のほとんどがパラッツォ・アドリアーノという村で撮影されていて、今でも撮影された時とほぼ同じまんまで現存するそうです。トト役の少年が経営するスーパーもあるそうですよ!
即大好きな映画ベストテンにランクインしました!
いつかこの村も訪れて見たい!またまたひとつ楽しい目標ができました。

本はお店に置いておきますね。

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by jackrabbitslim | 2008-09-26 02:46