Jack Rabbit Slim's BLOG!

アトム

原発のことをずっと考えていたら、手塚治虫の「鉄腕アトム」のことを思い出しました。

アトムはロボットだけど人間の味方で、人間を助けてくれる存在なのだけれども、その動力は原子力です。そういう観点でインターネットで調べてみたらこのような文章に出会いました。

「手塚さんは、人間の良心と科学技術は両立するのだろうか、という問題を追究されていました。なにより鉄腕アトムの身体構造そのものが、この矛盾をあらわしていました。つまり、アトムは、この世界に平和と幸福をもたらすためのロボットですが、胸には原子炉をもち、いつ爆発するかわからない危険を抱えているのです。」

「創造と破壊は対極にあるのではなく、恐ろしい破壊的な力も、時にそれは人間を解放し、新しい創造を生む、というわけだ。その象徴的な存在が実は「鉄腕アトム」ということになる。」


原子力発電所は今まで人間に豊かな文明をもたらしてきました。今度は一転して大気中に放射能を撒き散らしました。

今回の地震による原子力発電所の事故は後世の人間達に、開放と新しい創造をもたらすのでしょうか。それは現時点ではわかりません。でも開放と新しい創造をもたらしてくれることを願います。

ちなみにアトムの妹が「ウラン」、弟の名が「コバルト」と言います。最大の敵が「プルートゥ」です。数十年前にこのような問題提起をされていた手塚先生には改めて感服するばかりです。
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by jackrabbitslim | 2011-03-17 02:09